絵本ー家

岩波の子どもの本 「ちいさいおうち」 バージニア・リー・バートン文・絵/石井桃子訳

復刻版の『岩波の子どもの本』です、書店で手に取った主人が、子どもの頃買ってもらってたシリーズだと…うらやましいな~良質な絵本を定期的に買ってもらえた環境…。
 
《いえ》は、乗り物のように動くわけではない、でも、子どもにとって、とても大切な《ごっこアイテム》ですよね。うちの子どもも、大きな段ボールをくりぬいて、お家にして遊んでいました。家に入ることで、テリトリーを確保し、家のなかにぬいぐるみなどを入れたりして、創造の世界を広げていました。この絵本の《おうち》も子どもが思い入れができる《いえ》です。
1954年初版ですが、文明の進歩と環境破壊への警鐘を根底に感じます。《おうち》の周りが加速しながらどんどん開発されていく様子は、目を見張る楽しさもあります。(男の子は色々な乗り物が出てくるので楽しい部分も)でもその結果は…《おうち》にとっては悲しいものでした。
…最後に、田舎に戻る事が出来て、幸せになった《おうち》。しっかりと丁寧につくったものを、大切にしてゆく、温かな心も伝わってきます。

ちいさいおうち

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